心臓は筋肉の壁でできた袋です。
心臓には部屋が4つあり、それぞれの部屋が受け取った血液を次の部屋や肺、身体等へ送り出す役割を持っています。
この血液の受け取りや送り出しが十分に機能しなくなることで、心不全が起こります。
息切れ、動悸、むくみ、などが出ることがあります。
心筋梗塞、心筋症、弁膜症、不整脈など、様々な疾患があります。
その疾患により病状が異なるため、治療には正確な診断が求められます。
問診、身体所見、胸部レントゲン、心電図(安静時、運動負荷試験、24時間心電図)、超音波、動脈血酸素飽和度、血液検査等による診断を行っています。
診断の上、運動制限や薬物療法などを必要な方にのみ行っています。
<院長の専門分野>
心不全の患者さんの運動能力評価や、それに基づく運動指導は、院長が京都府立医科大学大学院時代に専門としていた分野です。患者さんの病状に応じて、希望される運動がどの程度可能か、相談しています。
外来で治療の難しい重症の方や特殊な検査が必要な方は専門病院へ紹介しています。